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保護犬ボブくんの状況報告です。 おかげさまでステキな里親さんが決まりました! 2008年4月20日にボブくんは熊本へ無事お引っ越しし、幸せに暮らしています♪
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2008/01/15 (Tue)
_12月10日 腫瘍摘出手術。


とりあえず手術は無事終わりました。


腫瘍はやはり停留睾丸で、かなり大きく、2カ所に癒着あり。
他の臓器にはくっついてなかったため問題なし。

腫瘍の一部を病理検査に出しているものの、見た目にもガンのようだとのこと。

腫瘍があまりにも大きかったため、その腫瘍から体液がしみ出す感じで若干腹水もたまっていたとのこと。
腰の付近のリンパ節等をさわってみたが、特に腫れているということもなく、見る限りでは大丈夫とのこと。

胆のうが大きく、肝臓の色も若干悪いためかなり高齢であることがわかる。

予定ではお腹と睾丸とメスをいれるのは2カ所の予定だったが、腫瘍が大きかったため、下腹部まで切開したのでメスは1カ所大きく。溶ける糸を使用すると空洞ができる可能性があったため、普通の糸で縫合、後日抜糸。




_病理組織検査報告書 内容 (12月15日)


診断名:腹腔内腫瘤(セミノーマ)、対側精巣(間細胞腫)

組織所見:腹腔内腫瘤は精巣であり、精母細胞に類似する細胞の腫瘍性増殖からなります。腫瘍細胞は異型性がやや強く核分裂増は多数に認められます。腫瘍細胞は正常精巣を完全に置換するようにび漫性に増殖しています。本標本上、腫瘍細胞の精巣鞘膜外への浸潤は認められませんが、精巣上体へ浸潤病変が認められます。これは間細胞の腫瘍性増殖からなります。腫瘍細胞は中程度の異型性を示し核分裂像は少数です。腫瘍細胞の精巣外への浸潤や脈管内浸潤は確認されません。壊死巣も認められません。



コメント:セミノーマは約5%の症例が転移を起こすとされています。本例の腫瘍細胞は活発に増殖しておりリンパ管内浸潤を疑う像も確認されますので、転移に関する厳重な経過観察が必要です。セミノーマの転移症例に関して、アドリアマイシンの効果がいくつか報告されています。対側の精巣では間細胞腫が認められます。間細胞腫は良性に分類される腫瘍です。精巣内に限局した腫瘍であり、これに関しては問題ありません。






この結果を元に先生とお話してきましたが、アドリアマイシンという抗がん剤の点滴は強い薬で高齢ということで体にも負担がかかるとのことなので、このまま様子を診る事にしました
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